初心者でも安心サーフボードの選び方


サーフボードには、様々な種類があります。選ぶ際は、体格やサーフィンのレベルに応じて選ぶことも重要なファクターですが、自分の目指すサーフィンによってもサーフボードの選び方は変わります。こちらでは、サーフボードの選び方をご紹介します。

★ サーフボードの種類

サーフボードには大きく分けて「ロングボード」「ファンボード」「ショートボード」の3種類あります。

ロングボード

ロングボードは、一般的に9フィート(約270cm)以上のサーフボードをロングボードと呼びます。サーフボードの中で最も長いロングボードは、長さ、幅、厚みに安定感があり、浮力が強いので、小さな波でもサーフィンを楽しむことができます。サーフィンが初めてという方でもテイクオフ※1が比較的簡単にできるので、サーフィンの面白さをすぐに感じることができるボードです。初心者から上級者までレベルを問わず誰でも簡単に楽しめます。

ファンボード

ロングボードとショートボードの間の大きさにあたるファンボードは、7フィート(約210cm)〜9フィート(約270cm)未満くらいのボードを指します。ロングボードに比べて小さく、ショートボードに比べて大きいため、安定感・操作性・浮力もあり、早くテイクオフできるようになります。持ち運びやすいサイズなので、サーフィン初心者はもちろん、女性にも最適です。ファンボードは範囲が広く、ショートに近い長さもあればロングに近い長さもあるので、サーフスタイルや将来のビジョンなどを考え自分に合った長さをチョイスすると良いでしょう。

ショートボード

サーフボードの中で最も短いショートボードは、大きさ的に6フィート(約180cm)前後のものが多く、ノーズと呼ばれるボードの先端が尖っていて、シャープな形状が特徴的なサーフボードです。ロングボードやファンボードに比べると小さい分浮力がないので、初めてのボードとしてはテイクオフが難しいですが、クイックにボードが動くため乗れるようになるとアグレッシブでスピード感のあるサーフィンを楽しめます。ボードの種類によっては、安定感があり初心者でも安心なモデルもあります。

※1テイクオフ⇒サーフボードの上に立ち上がること。

★ 初心者は「長さ、幅、厚み」のあるボードを選ぼう

初心者が上達するには、まず波にたくさん乗ることです。そのためには、パドリング※2がしやすい安定感のある長さや幅、厚みのあるサーフボードを選ぶことが重要といえます。サーフボードは、短ければ短いほどに重心が取りづらく、波に乗ることが難しくなります。また、幅や厚さが十分になければ浮力がなく、不安定になりパドリングもしづらくなってしまいます。よって、長さや幅、厚みをしっかり考慮したサーフボードを選ぶことでサーフィンはぐんと上達することでしょう。

※2パドリング⇒サーフボードにうつ伏せになり、手で漕いで移動すること。

★ サーフスタイルを踏まえて選ぼう

ロングボード・ファンボード・ショートボードそれぞれに特徴があり、異なった楽しみ方があるため、自分が目指したいサーフスタイルも、サーフボードを選ぶ上で重要なポイントです。
サーフィンは、波に乗ってアクションを楽しむスポーツで体力が必要です。波乗りに行く回数が少ないと間隔が空いて、パドリングに必要な体力や筋力も落ちてしまい、練習だけで終わってしまう可能性もあります。比較的行く回数が多い方・少ない回数で上達したい方は、ショートボードやファンボードでも良いかと思います。休日の趣味として楽しみたい方・比較的行く回数が少ない方は、波乗りを楽しむことを優先し初心者にも扱いやすいロングボードがおすすめです。

★ サイズアドバイス(初心者向け)

  • 身長160〜165cm ボード長さ:6'2(188.0cm)〜6'3(190.5cm)
  • 身長166〜170cm ボード長さ:6'3(190.5cm)〜6'4(193.0cm)
  • 身長171〜175cm ボード長さ:6'4(193.0cm)〜6'5(195.6cm)
  • 身長176〜180cm ボード長さ:6'5(195.6cm)〜6'6(198.1cm)
  • 身長180〜185cm ボード長さ:6'6(198.1cm)〜6'8(203.2cm)

※あくまでも基準です。

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